2013年10月4日金曜日

One day

何度もハイタッチをし、抱き合った。私たちは出会って、別れた。


耳を疑う程ストレートな彼らの言葉は、流れ込んで来る度、笑みがこぼれた。

滑り込んでしまった彼らの日常には、私たちの凝り固まった頭の中をほぐし、空っぽにしてくれる、強くて優しい力があった。
一気に惹きつけられて、一気に解き放たれた。

心から惚れ込んでしまった私たちは、長い様であっと言う間の時間をとにかくいっしょに過ごした。

ジャイプルでの日々、プシュカルへの小さな旅、親戚の結婚式、夜のドライブ、屋上での宴、踊り笑い転げた。

毎日、それは好き勝手に過ごした。彼らの生活は自然そのものだった。

ビールをウイスキーをタバコを水を食べ物を音楽を
時間を空腹を疲労を睡眠を

幸せと僅かな痛みも分け合った。

私の膝は誰かの枕になり、その誰かの膝は他の誰かの枕になった。


そこに私のものなど何もなくて、それが何よりの教えとなり、喜びに変わった。
彼らはもうずっと前から大切なことを知っているんだ。



縛りをを解いたら、旅はもう終わっていた。
私は今、インドがただただ最高に楽しい。

所有する事をやめたら、1日がずっと愛しくなったんだ。
また新しい1日が今日も始まる。


サム、モシン、リアン、カーリー、チャンバブー、ありがとう。

また恋をしてしまった。
気が多いと言われるけれど、愛する皆様、この先も私を虜にし続けてください。

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